目的とゴール
Power Automate を用いて自動化処理をしているが、操作対象としているアプリケーションのウィンドウ位置が原因で、上手く動かないことがある。
これを直したい
事前準備
外部ツール
外部ツールとして「ウィンドウ位置記憶プログラム (VbWinPos)」を用いる
適当なディレクトリにインストールして、操作対象としているアプリケーションのウィンドウを捕捉・記録しておく (設定を終えるとアプリケーション終了時、 *.ini ファイルに記録してくれる)
このとき、「一括セット」のチェックボックスを有効化しておく。(あとの自動化を楽にするため)
やること
おおまかな やること:
- 「アプリケーションの実行」
- 「プロセスを待機する」
- 「マウスを画像に移動」
- 「マウスクリックの送信」
- 「プロセスを終了する」
アプリケーションの実行
「システム - アプリケーションの実行」から、アクションを持ってくる
「アプリケーション パス」に VbWinPos の実行ファイルがある場所を指定する
プロセスを待機する
「システム - プロセスを待機する」から、アクションを持ってくる
「プロセス名」には「VbWinPos」を設定する
マウスを画像に移動
「マウスとキーボード - マウスを画像に移動」から、アクションを持ってくる
「マウスの移動先の画像」では、VbWinPos の「座標セット (S)」ボタンを指定する
マウスクリックの送信
「マウスとキーボード - マウス クリックの送信」から、アクションを持ってくる
「送信するマウス イベント」では、「左クリック」を指定する
プロセスを終了する
「システム - プロセスを終了する」から、アクションを持ってくる
「プロセスの指定方法」は「プロセス名」を指定し、「プロセス名」では「VbWinPos」を設定する