今回は Yard に適用してみる
前提
- ドキュメント記述ツール Yard を使っている
- 大規模なプロジェクトじゃないので、毎回最初からYard のドキュメント生成をやり直しても待てる
やりたいこと
真っ新な状態でドキュメントが問題なく生成されるか、以下の手順をより簡単にしたい
- コードにドキュメント コメントを記述
.yard/
を削除yard doc
でドキュメント生成yard server
でローカルサーバ立ち上げ/再起動http://localhost:8808/
を Web ブラウザで表示・確認
解決
rerun gem を使う
上のやりたいことを一部コマンドとして実行する
yard サーバは、PID を利用したプロセス管理スクリプト を使って、rerun を除いた、 yard だけを対象とした起動・停止処理を rerun に実行させる
# オプションの詳細は rerun --help で確認 rerun -d app -c "rm -rf .yard && yard doc && ./yard_server.sh restart"
rerun が監視状態に移行して、ファイルに変更があるたびに指定コマンドを実行してくれる
あとは rerun が通知を発してくれるので、それを確認次第、Web ブラウザで表示しているドキュメントページをリロードするだけ
最初にあった手順の中で「ドキュメント記述」「Web ブラウザで確認」だけが、自分でやる作業になった