Gmail 上で、PGP (Pretty Good Privacy) による暗号化を使用する
本記事に目を通すよりも、手を動かしたほうが早いので、FlowCrypt のページを参照のこと
前提
- メールクライアントに Gmail を利用している
- Google Chrome を利用している (Firefox, Android でも可)
説明しないこと
- 暗号化メールを受け取った側が、それを複合化する方法
- 暗号化を無効化し、署名付きでのみメールを送信する方法
- 公開鍵を添付することで、メールの受信側が暗号化したメールを返信する方法
手順
簡単な手順としては次の2点:
- FlowCrypt のセットアップ
- Gmail から暗号化したメールを送ってみる
FlowCrypt のセットアップ
拡張機能のインストール
Google Chrome Extension として FlowCrypt をインストールする
初期化
PGP 署名を作成し、秘密鍵を FlowCrypt の設定画面に貼り付ける
(自前で用意していなければ そのまま FlowCrypt に作成を任せることもできる...こちらがデフォルト設定)
Gmail から暗号化メールを送ってみる
Chrome Extension をインストール・セットアップしたので、Gmail 画面を表示させると安全なメールの作成ボタンが追加されているのが確認できる
当該ボタンを利用して メール作成画面を開き、あとは従来通りの手順でメールを送信する
自分宛にメールを送ってみると、通常通り内容が読めて、しかしオリジナルのメールデータを表示させると暗号化されていて読めないことが確認できる
(-----BEGIN PGP MESSAGE-----
から始まるメール本文が確認できる)